大谷vs奈七永の電流爆破マッチが緊急決定! 爆破王戦はノーロープ有刺鉄線ダブルヘルデスマッチ!!8/5電フェス記者会見

31日、AX RING川崎(ZERO1&SEAdLINNNG)道場にて、来る8/5川崎競馬場にて行われる「電流爆破フェスティバル」の記者会見を行いました。メインイベントの「爆破王選手権試合」のルール発表と、高橋奈七永選手によるアピールもあり、大谷晋二郎選手との電流爆破マッチが緊急決定となりました。


沖田 8月5日に川崎球場で行います電流爆破フェスティバル…略して電フェス、川崎伝説の最終試合(メインイベント)はノーロープ有刺鉄線ダブルヘルデスマッチという形となります。よろしくお願いします。そして本日は3軍三つ巴(ZERO1、超花火、SEAdLINNNG)となっております川崎大会の全対戦カードを発表とさせていただく予定でしたが、急遽SEAdLINNNG・高橋奈七永選手よりみなさまにお時間を頂戴したいという事で本日は、高橋奈七永選手本人にお越し頂いております。

奈七永 今日はお願いと言うか私の決意をみなさんに是非お伝えしたいと思って来ました。私事なんですが、7月14日でデビュー22周年を迎える事が出来ました。23年目が始った訳なんですが、SEAdLINNNGもこの8月で3年目になるんですけど、初めてやっとタッグのベルトをSEAdLINNNGで作りまして「自分が巻くぞ!」と意気込んで作ったんですが、結局は私が世志琥にフォールを奪われてタッグのベルトも巻く事が出来なかった。そして22日、大阪の超花火の時も、タッグマッチとなってましたが、私が爆女王のベルトを巻くつもりで、そして本当に最後の(爆破マッチの)覚悟のつもりでそのリングに立ちました。
 この7月に色んな事が重なっていう事もあって、8月5日は3軍三つ巴戦ということで、ここでしか出来ない事があるんじゃなかろうかっていう話なんですよ。それを今から言います。私、高橋奈七永は大谷晋二郎選手と爆破マッチをやりたいです!! 沖田さん、その旨をどうか大谷さんに伝えていただけないでしょうか。

沖田 大谷選手はZERO1の試合にラインナップされてますよ。

奈七永 そうかもしれないですし、私もSEAdLINNNGの女子プロレスをそこでお見せしようと思ってたんですけど、先日東京で隅田川花火がありましたよね。すごい打ち上げ花火を見てきたんですよ。ドッカーン、ドッカーンって。お客さんが「ウワー」ってスタンディングオベーションみたいになるんです。花火にですよ。その対象になりたいなと思ったんです。花火になりたい! 私も打ち上がりたいんです、23年目。打ち上がりたいんです!! それを、この間の22日、タッグマッチで爆破をやったって、爆女王のチャンピオンになった世羅(りさ)っていうものしか週プロには載らない訳ですし、高橋奈七永がやったって事なんてみんなの記憶からは無くなっちゃうんですよ。でも隅田川花火は1年に一回しかなくて、何万人もの人が集まるんですよ。道路も封鎖されて車は通れない。ちゃんと人の為に、花火を見る為にみんなが集まってテレビでも中継されてみんなが注目するんですよ。そういう対象にならなきゃいけないじゃないですか、プロレスラーって。
 そして大谷さんは今やZERO1の会長さんとなって、ZERO1の熱いプロレスっていう物をいつもいつも背負ってやり続けてきたと思うんですよ。怪我とかあっても負けないでやってきた。私も今年、首の怪我で欠場になって、その時「このままでいいんだろうか」っていう事を本当に凄く考えさせられました。思った事は言いたいし、思った事はやりたい。やるってなったらやりたいんですよ! それを決めるのは自分なので、まず一歩目を踏み出さなければ何も伝わらないので今、沖田さんに伝えさせていただきました。大谷さんなら絶対にこう言うと思うんですよ。いつ何時だって用意はできてると。

※沖田司会者が急遽、大谷に電話。奈七永も必死に受話器の向こうの大谷にアピールした。更には土下座まで!

奈七永 お疲れ様です。SEAdLINNNGの高橋です。突然すいません。8月5日の川崎で私と電流爆破マッチをやっていただけないでしょうか。急なのは分かっているんですけども、私も打ち上がりたいですし、大谷さんのプロレスへの気持ちは本当にいつも尊敬しています。今年3月の名古屋大会を一緒にやらせてもらって、その前には一緒に宣伝活動でも回らせてもらいましたよね。その時もプロレスに対する思いを色々聞かせていただいて「この方はすごいな」って本当に涙を流したい位、感動しましたし、大谷さんの魂っていうのをもっと感じるには試合をしていただくしかないと思うんです。無理は承知で時間もない中だとは思いますけど、本当にお願いします。この試合を受けてください。プロレスの魂を二人で、爆破で見せたいです。(この後、沖田司会者と大谷が協議し、正式に承諾を得て実現が決定したのを受けて)大丈夫かどうかは分かりません。正直、分からないですけども、倒れても倒れても立ち上がるのがプロレスラーなんで大丈夫です。8月5日まで時間は無いですけども、より多くの人に知って貰い、この花火をみんなで楽しんでもらいたいなと思いますし、一緒に感動して共有して、人生を投影していただきたい。「なんでこんな事をやるんだ?」とか「バカじゃないの、高橋奈七永は」とか言われるし、思われると思うんですけど、バカでもなんでもやりたい事はやっていきたい。私はそう思います。大谷さんには本当に感謝しつつ、私もしっかり倒しにいきます!

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